梅花流詠讃歌とは
いわゆる、「御詠歌」のことです。曹洞宗の御詠歌の流派を「梅花流」とよびます。
お釈迦さま・両祖さま(道元さま・瑩山さま)を讃え、ご先祖さまを敬うこころを唱えます。その歌は日本の風土と暮らしの中で生まれたメロディーです。
日本独自の旋律から作曲されており、やさしく穏やかな曲で、唱えやすく安らかなこころが生まれ、新たな感動がわいてきます。
梅花講員とは
梅花講員とは 「御詠歌」を唱えるお仲間です。
人それぞれ、さまざまな想いの中で、同行同修(他を受け入れながら同じ修行をする)していく、信仰心あふれるすばらしいお仲間です。多くの人々がみほとけの教えに照らされて、人と人が良い関わりを持ち、仲良く生きる術を学びます。
日本国内はもとより、海外も併せておよそ13万5千人(平成29年現在)の講員さんがいます。
天童寺では梅花講講員を大募集中です。始めたばかりの方も丁寧にご指導致します。
当山の梅花流詠讃歌へのこだわり
当山の住職は多年にわたり梅花流の普及に取り組んで参りました。平成26年からは「曹洞宗梅花流特派師範」として曹洞宗管長の名代で全国津々浦々梅花流の指導・普及に東奔西走しております。
先代住職と寺族(住職の妻)も曹洞宗梅花流初期の頃から御詠歌の研鑽に精進し、法要にも積極的に取り入れております。
例えば、天童寺の葬儀では通夜、葬儀に御詠歌をお唱えさせていただきます。
葬儀のご遺族からも「お経も有り難かったが、御詠歌はもっと素晴らしかった。」「身近な肉親を失った悲しみで涙もこぼれなかったっが御詠歌を聴いて初めて泣くことができました。」など、有り難いご感想を頂戴しております。
ご法事でも、梅花を取り入れ、梅花流の歌詞を題材にした法話を行うなど、布教教化の重要な位置づけとして梅花流を大事にしております。
天童寺梅花講
- 天童寺梅花講はどなたでもご参加いただけます。
- 練習日は、月2~3回で、概ね第一木曜日、16日、第3木曜日の13時~15時を目安としてスケジュールを組んでいます。
- 指導は当山の住職が担当致します。
- 年会費 9800円
- 年に一度の宗務所大会、全国大禍への参加、禅を聴く会、各種講習会等イベントも沢山ございます。